そもそも小説にタイトルをつける必要はあるのか?

タイトルをつけようがない小説

純粋に「書く」だけなら、このブログを毎日更新しながらでも、小説サイトのほうも2,3日に一度は更新できなくもないのですが……やはりまだ、アドセンス広告の貼り方とか、ワードプレスのシステムもあれこれ覚えなければいけないことがたくさんあるので、なかなか思い通りにいかない感じです。

一応予定としては、小説サイトのほうも、ドメインをとってワードプレスに移行させるつもりですが、そのためには一年分のドメイン料(2,000円位)を支払わなければならないので……まあ、そのための2,000円なら、妻の財布を3日くらいチョロチョロいじくれば、なんとかならないこともないのですが……(苦笑)

しかし、小説サイトのほうはご覧のとおり、タイトルも内容もメチャクチャなので、そこからのアクセスはまったく期待できないわけです。そう、だからそれは後回し。

といっても、この小説サイトこそが、ぼくの本命(一番書きたいもの)であることは、これまでもさんざんお話ししてきた通りですが、ところでぼくは、「、」も「。」も改行もない、一つ一つの話が終わっているのか続いているのかもわからない、ある意味ふざけた感じのこの小説(文章)を、一体いつまで書き続けるのか?というと、今のところは、このまま書き続けられるのであれば、死ぬまでこのふざけた形でいこう――というふうに思っています。

だからぼくがもし書籍化をするとしたら、「自動記述による文章練習 第一巻」「自動記述による文章練習 第二巻」「自動記述による文章練習 第三巻」というふうに……いわば「自動記述による文章練習全集」として発行します。というのも、他にタイトルをつけようがないからです。

 

タイトルをつけてしまうと、自由度が少なくなる

というか、「小説にはタイトルを付けなければならない」というのが、そもそもぼくは間違っていると思います。なぜなら、小説というのは書き手の人生そのものであって、じゃあたとえば、一人の人間の人生を、一言でまとめて言うことなんてできないからです。

にもかかわらず、巷にはタイトルがちゃんとある小説しか基本ありませんが、それらはつまり、タイトルに縛られて、小説の中身がこじんまりとしてしまっているか、もしくはタイトルを適当につけているか――の、どっちかだとぼくは思っています。さらにいえば、前者のほうが圧倒的に多いだろうと思っています。

ストーリーもそうですけど、タイトルにしても、書く前に決めようが、書いた後に決めようが、とにかくそういうのを決めてしまえるような小説(芸術)というのは、自由度が圧倒的に少なくなるような気がします。

音楽や絵画には「無題」というタイトルが許されるのに、なぜ小説はそうじゃないのでしょう?小説が、音楽や絵画に劣る芸術だと一部の人に思われてしまっているのは、一つにはそのためかもしれない、ともぼくは思います。

 

小説(芸術)に必要な秩序とは何か?

小説は自由であらねばならない――というのは、ぼくではなく、保坂和志さんや高橋源一郎さんという小説家たちの言葉です。いや、小説(芸術)の自由は、もっとずっと昔から主張されてきたことです。

でも、いざ自由に書こうとしても、自由な芸術をつくろうとしても、なかなかそうはできません。なぜなら、人間は大人になるにつれて、いろいろなことを覚えてしまうからです。いろいろな覚えたことが、一人の人間が自由になろうとするのを邪魔するのです。

とはいえ、学習は「芸術の敵」ではないような気がぼくはします。子供の絵がそのまま芸術とはならないのが、何よりその証拠です。確かに、子供には芸術のヒントはあると思いますが、しかし子供自身は決して芸術家とはいえない気がします。

要は、芸術の自由を謳いながら、「芸術には何かの秩序がなければならない」とぼくは思っているのですが、それが何なのかは自分でもまだよくわかっていない感じです。とはいえ、小説のことに関していえば、ストーリーはもとより、タイトルもいらないだろうとは、はっきり思います。それらは、ぼくがおぼろげに予想する「芸術に必要な何かの秩序」には、まったくかすりもしない決まり事からです。

 

「これは!」率が高いのは、なんだかよくわからないタイトルの小説

とにかくそんなわけで、普通にちゃんとタイトルがついてある小説、要は、自分以外の誰が書いた小説も、ぶっちゃけぼくはあまり読む気になれません。といっても、他の人が書いた小説を、まったく読まないわけではもちろんありません。で、中でも「これは!」とぼく自身が勝手にそう思う小説は、タイトルがなんだかよくわからない感じの小説が実際多いです。

猫に時間の流れる」「事の次第」「さまざまな空間」「人生 使用法」「文体練習」「虫のいろいろ」「消しゴム」「うわさのベーコン」「abさんごとか……

そういえば、夏目漱石の「こころ」は、適当につけられた題名だった――という話を前にテレビで見たことがありますが、本当にそうだったんだろうなと、個人的には思います。といっても、ぼくはべつに「こころ」はあまり好きじゃないですが……(苦笑)

 

てか、謙遜しつつの、超上から目線じゃね??

 

……そう、このお嬢ちゃんがぼくの暴走を抑えてくれるので、ぼくは安心して偉そうなことを書けるのです(笑)

 

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