即報!歯が痛すぎてマジ死にそうなときの最終手段!

歯痛で死ぬなんてありえない。きっと誰もがそう思うでしょう。でもたぶん死にます。はい、実際ぼくは歯痛で死にそうになりました。いや、そう言い切ってしまうのは、やっぱりちょっと大袈裟かもしれません。

とはいえ、これほどひどい歯痛にうなされた人間は、日本中さがしてもそういないかもしれません。ええ、本当にとてつもない苦しみでした……。

前置きはいいからとにかく最終手段を知りたいという方はこちら>>

虫歯によって舌や唇の神経が破壊される!?

異変は、「歯」ではなく、顎(あご)でした。左顎の付け根に、亀裂が走るような違和感を覚えたのです。てっきり、肩こりからきているのかな?と思って、腕を回したり、ストレッチをしたり、あろうことか妻に肩を揉んでもらう!(普段はぼくが揉むしかしない)までしても、違和感はいっこうに収まらず……

で、もしかしたらこの違和感は、左の奥歯からきているんじゃないか?と思いはじめて、松尾先生(当時の掛かりつけ歯科医)のところへ行ったときには、もうほとんど手遅れの状態でした……。

というのは、ずっと昔に治療した歯の奥がひどく膿んでしまっていたらしく、これ以上放置していたら、舌や唇の神経が破壊されていたかもしれないとか……(怖!!)

まあでも、今から治療すればぜんぜん大丈夫だから、まずは膿を取り出しましょうとなって、被せものをとって出てきたその膿の臭いのなんの……(苦笑)

 

痛み止めを飲み干し、正気を奪われた72時間

ともあれ、左顎の違和感はそれで完全に収まったのですが、どういうわけかその日の夜に、今度は歯のほうがやたら傷みだしたのです。しかもタイミング悪く、次の日の土曜は一日中バイトで歯医者にいけず、さらに休診日である日曜日と、次の祝日も重なって、まる三日以上もその痛みに耐えなければなりませんでした……。

何より辛かったのは、痛みで眠れないことでした。松尾先生から、念のためといって処方してもらった痛み止めの薬を飲んでも、その効果が切れた数時間後には、きっちり激痛で目が覚めてしまうのです……(泣)

で、なんとか少しでも眠ろうと、痛み止めの効果が切れるたびに薬を飲み続けたせいで、三日分としてもらった薬が土曜の夜にはすっかりなくなって、その後に薬局で買った市販の痛み止め(バファリン)も、日曜の朝には半分以上もなくなってしまいました。当然というか、本来内臓が丈夫なはずのぼくも、そのせいでさすがに胃を壊し、水とヨーグルトしか口にすることができなくなりました。

さらに、38度弱の微熱がずっと続いて……眠っているのか半分意識を失っているのかわからない状態になっても、痛みはまったく収まってくれませんでした。というか、むしろ痛みはひどくなって、トイレに行くために立ち上がったり歩いたりするその振動にさえ、痛みを感じるようになりました。

一回目の治療であれだけ大量に膿が出たはずなのに、なぜこんなに痛いのか?一体自分はどうなってしまうのか……と、あれこれ最悪の事態を想像したぼくは、実は松尾先生が真の病巣を見逃していて、それが脳にまで到達していたら、えらいことだ……とか、そういえばさっきから頭のまさに左側がズキズキするような気がする……とか、いわばそのままの苦悶に押し流されるように、気持ちのほうもやたらマイナス思考になっていきました。

 

ダメ出しの激痛の果ての最後の膿

「だったら抜歯しちゃう?」と、松尾先生に聞かれたぼくは、一瞬血の気が引きました。抜歯する痛みと、それから費用のことを思いました。

「この歯はかみ合わせに重要な歯だから、できればこのまま治療を続けたほうが良いんだけどね……」

むやみに抜歯をしない歯科医は信用できると、いつかネットで見たそのことを思いだしたぼくは、松尾先生を信頼して治療を続けることにしました。そう、たぶん松尾先生は名医である。いや、どうだろう……?でも、少なくとも「病巣が脳へ」なんてことはないだろうと思いました。それにしても、この痛みはどうにかならないものか……?

「今は、膿をとったことで解放された菌が暴れている状態だね。奥でまだどの程度膿んでいるかにもよるけど、とりあえず詰め物はしないで、空気を通しましょう。そのほうが痛みは和らぐと思うから」

で、その日の夕方、ぼくは三日ぶりに白いご飯を口にしました。はい、患部に空気を通したことで、思った以上に痛みが和らいだのです♪おかげで食欲もでてきて、しかし、食べ過ぎるとまた胃がやられる不安があったので、少なめにしました。なんにせよ、あれだけの痛みが和らいだことに、ぼくはようやく一息ついたのですが……

「これで温泉いけるね!」と、実はその二日後に予定していた温泉旅行をキャンセルするかどうかという瀬戸際で、ひどく落ち込んでいた妻が、そういってぼくの回復を喜んだのです。

「つーか、こんな状態で温泉なんかいけるかぃ!?歯痛をなめるなよ、このアマ!!」

とは、もちろん言っていませんが……(苦笑)

でもぼくとしては、痛みが完全になくなったわけでもないし、この三日間ですっかり体力を消耗していたので、できればそのままキャンセルしたかったのですが……しかし、それはどうしても許されない状況でした……(苦笑)

そしてその夜に、ふたたび激痛に襲われたぼくは、さすがに温泉はもう無理だと思い、その埋め合わせとして、当時妻が欲しがっていたダイアナのロングブーツを、小〇くん(あまり言うことを聞かないぼくの弟子)からカツアゲしてでも買ってやるしかないだろうと思いました。。。

いや、その激痛は菌の最後の抵抗でした。翌朝、歯ぐきの内側がパチンコ玉ほども膨れ上がって、それに穴があいて大量の膿が出はじめた途端、それまでの痛みがウソのように消え去ったのです。

「なるほど、峠は越えましたね」と、患部を覗きこんで松尾先生はいいました。で、明日から旅行にいくことを松尾先生に伝えたら、詰め物をしないで剥き出しだったそこに、ゴム製の簡易的な詰め物をしてくれて、もしも旅行中に痛みがぶり返したら、爪楊枝を刺して詰め物をはずすようにと言われました。

ぼくは念のため、痛み止めの薬を十錠と、爪楊枝も十本用意して、旅行先にもっていきました。しかしそれらを使うことなく、無事旅行から帰ってきたぼくは、その後の治療も順調に終え、痛かった患部がどこかわからないほど、すっかり完治しました。

 

痛みを抑える最終手段→「詰め物に穴を開けて有毒ガスを逃がす」

はっきりいって、重度の歯痛を和らげる有効な手段はないと思います。痛み止めを飲んだところで、効果が切れれば終わりです。ただ、同じ痛み止めの薬を飲み続けるよりは、違う薬に変えたほうが少しマシな感じがします。

たとえば、ずっとバファリンを飲んでいるならイブに変えるとかすると、多少痛みが和らぐというか、ぼくの場合は無痛の時間が気持ち長くなりました。あとはひたすら冷やして誤魔化すしかありません。

しかし、市販の薬だけでは根本的な病原を除去することはもちろんできないので、歯医者にいくのは必須です。で、歯医者にいったときに、治療後に被せる患部の詰め物をそのままするのではなく、その詰め物に少し穴を開けて、有毒ガスを逃がすようにすれば、かなりの割合で痛みが和らぎます

だからもし、今現在まだ歯医者に行っていない状態でかなり痛む場合は、詰め物(治療途中の簡易的な詰め物)に穴を開けるようにお願いしてみてもいいかもしれません。しかしこれはそう申告しないと、やってもらえない場合が多いです。というのも、詰め物に穴を開けてしまうと、逆にそこから菌が入ってしまう可能性があるからです。

ちなみにぼくの場合は、詰め物に穴を開ける以上の、詰め物をしない状態でいったん痛みは治まりました。しかし、ダメ出しの最後の膿が破裂するときは、前述したとおり、それさえもまったく効果はありませんでした……(泣)その場合はもう諦めてください(苦笑)

何より大切なのは、ここまで重症化する前に、歯医者に行くことです。確かに、歯医者は面倒くさいです。痛いし、口を開け続けるのも疲れるし、何回も通わなければなりません。しかし、虫歯を放置することは、苦しみを先延ばしにするだけでなく、苦しみを大きくもするのです。

初期の虫歯なら、上手くいけば二回で終わります。できればなんとか時間をつくって、定期的に歯の清掃と検診もしたほうがいいでしょう。もちろん毎日の歯磨きも大切です。歯磨きの仕方の記事も書いているので、ぜひ参考にしてみてください。

 

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