悪いのは時代!戦後もっとも優秀なのは、我々氷河期世代である!

あるある氷河期→「なんでこんなバカがウチの会社に!?」

大卒の就職率が過去最高の97.6%を記録したそうです。厚労省いわく「景気回復により企業の採用意欲が向上している」とのことですが……もちろんまったくそうではなく、単純に少子高齢化で人手不足なだけです。

そして、こういうラッキーな世代に必ず起こり得るのが、企業と人材の恐ろしいまでのミスマッチです。「なんでこんなバカが大手〇〇銀行に就職できたのっ……!?」率が、極めて高くなるということです。

我々氷河期世代のすぐ上の上司は、今と同じく超売り手市場だったバブル世代です。要は、「なんでこんなバカがウチの会社に入社できたのっ……!?」的な上司が、我々から見れば、たくさんいたということです。

 

不遇しらずの親&上司&部下に囲まれた氷河期のトリプル苦

しかし当然、上司に対してそんなことを言えるはずもなく、自分より明らかに能力が劣る&まるで学ぶべきところがない連中に媚びへつらう――という辛酸を、我々はなめ続けてきました。

加えて、自分たちの親もまた、売り手絶頂の団塊世代だから、「大学まで出してやったのに、年収〇〇ってどういうことだ?あ――!?」と、人格までも否定され、ある友人は鬱になり、ある友人は自殺してしまいました。

そして自分たちの部下はといえば、同じく売り手市場の世代だから、つまりバブル世代と能力がほぼ一緒&そのくせやたら自己主張が強いので、あまり強く指導することもできず……で、その指導力について、あろうことかバブル世代の上司にガタガタいわれてしまう――と。

まあでもぼくの場合は、正規の社会ルートから早々と離脱した人間なので、同世代の人たちとまったく同じ苦労を味わっているわけではありませんが……(苦笑)ぼく自身が非正規で勤めていた会社での記憶や、友人たちの話を総括すると、我々氷河期世代というのは、だいたいこんな感じの不満を内に秘めているということです。

 

氷河期を採用するメリット!氷河期世代の特徴とは?

当然ですが、競争社会で揉まれてきた人間と、そうでない人間とでは、自ずと能力に差が生じます。超競争社会で揉まれてきた我々氷河期世代は、能力も根性も、他の世代より断然上なはずです。

加えて、年齢的にもう後がありません。そのぶん企業側からすれば、離職率を気にしないで採用できます。2,3年どころか、半年もしないで辞めてしまうかもしれない若者に、無理に媚びを売って採用するより、後がない氷河期を採用したほうが、よっぽど会社に利益をもたらしてくれるでしょう。

とはいえ、年齢的に使いづらいという不安はあると思います。しかし、先にも書いたように、氷河期世代の多くは、不遇しらずの親&上司&部下に囲まれて、「時代のせい」という本音(真実)を、今もずっと主張しないで耐え続けています。圧倒的な我慢強さも兼ね備えているということです。だから少々頭ごなしに言おうと、多少ブラックな業務を押し付けようと、精一杯黙々とこなすはずです。

ということで、大手も中小も、氷河期世代を積極的に採用することをぜひご検討ください!ただし、氷河期世代の多くは、能力の低い上司にウンザリしている傾向が強いので、優秀な上司の下か、それなりのポスト(役職)で働かせてください。そうでなくても我慢はできますが、本当の力を発揮することができなくなってしまうからです。

 

氷河期世代の諸君は、堂々と「時代のせい」にしよう!

氷河期世代であるあなたは、生まれた時代を間違ってしまったのかもしれません。そしてそのこともまた、あなたの実力のうちなのかもしれません。いや、あなたは「運が悪かった」というだけです。

氷河期世代であるあなたの今の不遇は、あなた自身のせいではなく、時代のせいです。あなたの能力は、他の世代のもっと上の人間と、対等以上に渡り合えるはずです。そしてそのことを、あなた自身はとっくにわかっているはずです。だから堂々と「時代のせい」にしてください。それこそが真実だからです。

かつて、ノーベル文学賞を辞退したフランス人作家のサルトルは、こんなことを言っています。

「もっといい時代はあるかもしれないが、これが我々の時代なのだ。我々はこの革命のただなかに、この生を生きるよりほかはないのである」

ということで、どうか希望を捨てず、むしろこの厳しい時代の差別に揉まれても尚、愚痴をこぼさず耐え忍んでいる自分自身を誇りに思ってください。誰がなんと言おうと、我々は戦後もっとも優秀な世代なのです!

 

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